人は心も身体も脆い
何個か更新ネタはあったものの多忙により…
そして、半年ぶりの更新が暗い話題になるとは。
他人事ではない話ではあるけど、日常生活であり得る事なので気を付けてほしいと思い…
(今回は長文です)
いつも通りの日曜の夕方。
夕飯食べて、あとはお風呂入って寝るだけねって家族の誰しもが思ってた。
先週の日曜、私の母(61歳)がアパートの外階段から転げ落ち、右腕の付け根を骨折。
洗濯物を取り込む際にサンダルで足を滑らせたらしい。(本人の後日談より)
ガタガタ…ドン の鈍い音に気付かない訳がない。
ましてや真夏の日に窓全開で…
急いで玄関のドアを開けて下を見たときは遅かった。
痛いしか言えない母が顔から血を流し、右腕で身体を庇うようにして倒れていて…
斜向かいのいつも怒鳴ってるおじいちゃん、私の声に反応してティッシュと救急車呼ぶか?と言ってくれたが、母は頑なに拒否。
担ぐにしても女一人の力なんて知れてる。とりあえず、落ち着かせてから部屋に担ぎ込むことに。
数十分後に立てるまでに回復し、何とか寝室で休ませる。
息も絶え絶えになってくる。いよいよ、ダメだと思い救急当番を探す。
あった…職場の近くだ!
すぐに父に事情を話し、車で病院へGO
病院に着くも何やら救急で運ばれてた人がいて、受付終わっても中々呼ばれずに待ちぼうけ。
顔面の傷が少々気になるところではあったが、着の身着のままで来てしまった。エプロン付きで…
母 「痛い」
私 「わかったから、痛いならしゃべんなって」
呼ばれるまでこんな会話しかしてなかった。代わってやれるなら代わりたかったけどさ。
診察(30分)→CT撮影(40分)→再度、診察(30分)
待つよね…
その合間に事務の方から高額療養費やら入院手続きの書類の説明を受ける。
緊急連絡先や保証人etc ケガしても落ち込んではいられないってことね…と思いつつ、ザッと読む。
本人に聞いて持ってくるモノなんかもiPhoneにメモしておき…
そうこうしているうちに診察に呼ばれる。
CT画像見たけど、パキッと逝った感じ。
ケガした本人は画像見ても??の顔はしてたが…
担当医 「いやーこのままだと痛いでしょ?処置するなら早いほうがいい。で、いつがいい?」
母 「いや、いつでもいいですが…」
担当医 「じゃ、今日から入院で(にぱー)明日、ボルト入れる手術します。」
母・私 「?!」
即日とは思わず…びっくりしすぎて( ゚Д゚)になってた。
↑
真ん中の手術をするとのことだったが、受ける本人よりも私が体調悪くしそうであった
入院が決まり、病室へとのことで病棟に向かう。
入院する人、少し前に貧血で車イスに乗せられる。
病棟着いてすぐに病室で着替えお願いしますねと看護師さんから言われ、病院着を渡される。
右腕痛いので何とか下のズボンだけ。あとは着たまま…
夜も遅かったので再度持ち物の確認。
私 「明日の手術、頑張れよ」
母 「あんたも仕事あるんだから無理しないように。また明日ね。」
帰り際に「いろいろとご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」
と看護師さんに伝え帰路に着く。
父もお疲れだったのか帰ってきて早々にお布団へ。
お盆の予定伝えるのに七飯の従姉妹に連絡してないのに気付き急いで連絡。
嫌な予感はしてたとあっさり言われてしまい、事の経緯を話す。
タイミング良く叔父も函館のホテルから戻ってたみたいで、お大事にねって優しい言葉を…いや、もうそこでも泣きそうだった。
面会に行ったら報告・何かあれば言ってねと言ってくれたことにも救われた。
妹や周りにもLINEで報告し、叔母の命日(7/15)も近いから寂しかったのかな…と深夜に書類を書きながらふと思った。
人は心も身体も脆い
そう気付かされた日曜の夕方であった。